社長コラム

第128回(1月6日)『2025年 年頭所感』

株主の皆様

 あけましておめでとうございます。
お正月休暇もあっという間に終わったような気がします。
今年は様々な国で政権交代が行われるようで、特にアメリカでは、まもなくトランプ政権が発足しますが、今後の製薬業界にどのような波紋が広がるか、大変気になるところではあります。

 さて、お伝えしておりますOBP-301の承認申請ですが、昨年は誠に残念ではありましたが、PMDAとの調整に想定以上の時間を要してしまいました。当社としては何とか昨年中に直接承認申請に持ち込む方針を立てていましたが、PMDAの意向として先駆け総合評価に一旦持ち込んだ後に承認申請に進むということで合意に至りました。

 承認申請後の市販後調査の方法や新製剤の品質評価など、承認に至るまでの課題はまだ残っていますが、全精力を傾けて先駆け総合評価を通過させ、可能な限り早期に承認申請に持ち込みたいと考えています。さらに、承認申請後を見据え、OBP-301の製造販売体制をさらに充実させてゆきたいと考えています。

 本年も皆様のご支援を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。また、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

2025年1月6日
オンコリスバイオファーマ株式会社
代表取締役社長 浦田泰生