社長コラム

第133回(1月5日)『2026年 年頭所感』

株主の皆様

 明けましておめでとうございます。皆様におかれましては清々しい気持ちで新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 昨年末にはテロメライシンのオーファン指定を受けることができ、12月15日にはお約束通り、承認申請資料をPMDAに提出することができました。これも弊社社員のたゆまざる努力と、日々皆様からのご支援、ご指導によるものと考えています。厚くお礼申し上げます。

 今年の干支は天駆ける如き午年ということです。実は2021年から弊社のテロメライシン承認申請プロジェクトを「ペガサス」と名付け、社員一同目標に向かってまっしぐらに頑張ってきました。それが、この午年に新薬承認という可能性を迎えられたことは何かの縁を感じざるを得ません。

 今年も当社の目標は数多くあります。まずはテロメライシンの承認を得ることは言うまでもありません。それまでにはまだ多くの照会事項をPMDAまたは厚生労働省から受けると考えられます。承認取得に際して行われる薬価収載も大きなイベントになります。高薬価取得にはまだまだ乗り越えなければならないハードルがあるようです。そして、それらの後にテロメライシン発売を迎えます。そのための販促資料を作成し、病院での納入審査を受け、発売講演会などを実施してマーケットを広げてゆきますが、これらは富士フイルム富山化学(株)との共同作業になってきます。

 さらにテロメライシンの効能追加試験として、肛門および下部直腸がんに対するPhase 2試験を開始します。また、OBP-702においてもすい臓がんの医師主導治験の開始が計画されています。トランスポゾン社にライセンスしたOBP-601についても、PSP・ALSおよびアルツハイマー病に関してはすでに次ステージの治験開始準備が整いつつあり、トランスポゾン社の資金調達が完了すれば、何らかの進展が報告されてくると考えています。

 このように、2026年も当社にとっては数多くのイベントがあり、それらのご報告が皆様に届けられるものと思っております。どうか今後とも皆様からの厚いご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2026年1月5日
オンコリスバイオファーマ株式会社
代表取締役社長 浦田泰生